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久しぶりに残りのページ数(分厚さ)が気になる小説を読んだ(もちろんBLだけどね☆)
ここ最近ネット小説(版権)ばっかで商業誌の小説はあんまり読んでなかったんだけど、これは良かった。(確か最後は『伊達男な真田さん』だったような気がwww)

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最初は鳥さん主演のドラマCDからで、聞き終わってから続きあってもいいよなぁ。事件解決してるけどふたりはくっついてないもんなぁと、ちょっと消化不良だったわけです。そしたら原作で続きがあったのを見つけて早速ポチりました。


昨日それを既読し、


完結してないじゃんw


1巻出てから数年経ってから今回読んだ続編が発行されたらしいんですけど、


次出るのいつですか?



てか、CD化熱烈希望!!
鳥さん役の刑事役がまたカッコいい~♪容赦なく攻めを殴る様がもうwww男前っ!!(ものっそシリアスシーンです)
続編ではメンタルが弱ってたので危うい感じがたまらんでした。これ鳥さんにやって欲しいなぁ。

・現職刑事役を鳥海@櫂谷
・元刑事で鳥さんの相棒でもあった現探偵の黒田@黒澤

よくある設定かな?
探偵黒田さんはたった一人の肉親である妹を殺されていて、その犯人を捕まえるために、警察を辞めてます。負傷傷心しきった黒田@黒澤はそばにいた想い人でもあった鳥海@櫂谷を求めてしまうんですよねぇ。これは切ない。
お前を救えるなら体くらいくれてやる、と覚悟を決め一度だけ一線を踏み越えてしまう二人。
ここでずるずる体の関係を続けているなら続編を望みはしないんですが、これっきり二人はその夜をなかったことにしてしまうんですよね。
で、このシリーズ?の特徴は

・櫂谷が担当する事件
・妹の犯人捜し
・二人の関係

のこの三つが同時進行してる刑事ものにはよくある設定。ただ二人の関係がまた全然進まないものだから、BLというよりサスペンスに近い・・・かな。

1巻は鳥海@櫂谷担当する事件の参考人に黒田@黒沢が関わっていて、昔を懐かしむ感じで進んでいく特に山も谷もないストーリー。特記すると言えば、昔を思い出す中であの夜が切なかったなぁくらいで。

2巻は鳥海@櫂谷担当する事件が殺人事件と重みを増しますが、ラストはちょっとあっけなかったかなぁ。でもこっちの表舞台は軽めでいいかと思います。軽いといっても、重要参考人の姉が黒田@黒沢に弟を匿ってくれと依頼するので(二人は旧知の仲)、鳥海@櫂谷と黒田@黒沢の関係は微妙な感じに敵対するんですよね。

1巻は共闘だったから二人の心中も始終?穏やかなものでしたが、2巻はその反対で現職刑事と元刑事との違いが浮き彫りに。さらに黒澤に犯人隠匿で逮捕状が出されるってなって、組織と友人黒澤との間で板挟みになる櫂谷。そしてどこまでも非協力的な黒澤。芯の強い男がどんどん追い詰められ疲弊してゆく様がよいです。ここを是非鳥海氏に熱演して欲しい。

そして2巻の何が面白かったかというと、やっぱり良くある設定ですが、妹の殺人には警察が関わっているだろうということですかね!具体的にはまだ明かされてませが、警察内部を嗅ぎまわる黒澤。それに気づいて警戒している櫂谷の上司である鷹取。それに気づきつつある櫂谷(最終、打ち明けられましたが)
巻き込みたくないと思っていながらも櫂谷に請われて、愛ゆえに?実状を打ち明けてしまう黒澤。秘密を共有することでBLとは違った意味で親密になる二人の関係。

いやー好きです。こうゆう友人、相棒、共犯。魂の結びつきの方が先に出来てる関係って。

ボーダー・ラインをちょっと思い出しましたねー。
こっちは、鳥海@真行寺刑事の方が警察官僚と政治家、マフィアとの癒着で起こる麻薬売買を阻止する為に命をかけるんですけどね。マイベスト鳥海BLCD。

それと一般書籍扱いではありますが、そういった描写がある『聖なる黒夜』もふと思い出しました。刑事が転職して探偵ってあたりしかかぶってないけど^^;萌えはないけど面白い作品てイメージ。サスペンスにガチホモ?まじってるから生生しいったらない。


とにかく、続編とCDを希望します。


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