×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
またもや、いまさら波の国です。下に折りたたんでます。
もの凄いサイトさんを見つけてしまった・・・(愕然
これはもう色々戻れないくさい。1週間くらい休み下さい。その間に読んじゃうから!!1週間あっても足りるかどうか。とにかく膨大の活字量。160話完結と88話完結のお話は地雷だから読まないとして、それでもすげぇ時間かかりそうなんだ。
ああーー、何で今日会社で飯食いにいかなきゃならんのだ(怒
あ、ドールブログ更新しました。リボルテック伊達真田が届いたのです~v二番煎じ、三番煎じと分かっているのですが、やらずにはいられないリボ遊び。確かにこれは正規の遊び方をしちゃいけない(笑 いたキモイ筆頭が推して参りますので、OKな方のみこちらよりどうぞ。
メルフォレスv
水青さん>
登場人物の感情を書くのって凄く苦手なんですよね><あれ、それってさっきと思ってること違くね?とかよく思いながら書いてます^^;それでもよければ読んでやって下さい。特にサスケさんは何考えてるのか一部だろうが二部だろうが分かんないですよ。だからサスケ視点苦手。また気が向けば続き書かせてもらいます^^
けいこさん>
わざわざありがとうございます><忍者からメールがきたときは、もう日記しか動かせないかも・・・とか思いましたが、頑張ってやってみます!!アキヒカ漫画……そろそろupしてるのがいたたまれなくなってきてるんですが><下げたくて仕方ない~~。
いまさら波の国③
「別にオレはお前のとった行動がオレの責任だなんて思っちゃいないよ。仲間を大切にするってことが、盲目的に手を差し出すことだなんてお前も思ってないだ ろう?それともオレの言葉に従ったんだって、お前は自分のとった行動を責任転換したかったのか?だからナルトを庇ったのは自分の意志じゃないと……」
お前はそう言いたいの?じっと覗きこんでくる隻眼が、そんな逃げは許さないと言っている。
そう言われてサスケは何も言い返せないことにくっと息をつめた。カカシの言葉に肯定すれば逃げることになる。だからといってはっきりと否定するにはプライドが邪魔をした。
体が動いていた。
それだけで片付けてしまうには、サスケの背負うものは大きく簡単に切り捨ててしまえるものではないはずなのに。
しかし、結果己のとった行動といえば、すべてを投げ捨て小さな体に手をのばすという、忍としてあるまじきことだったのだ。
「サスケ。正直オレはお前がとった行動が正しかったかどうかなんて分からないんだよ」
言い返せないでいるサスケに、先ほどの挑発するような調子とは変わって、落ち着いた声でカカシが言う。
「それを決めるのはお前だよ。お前はオレに決めてほしかったみたいだけどね」
「オレはもう二度とあんなことはしない」
太ももの上に置いていた手に力がこもった。ここで目が覚めてからずっと思っていたことだった。あんな自分の命を投げ出すような行動をとった自分を誰かのせいにしたかった。そう思っていたことは否定できない。
「サスケだったらそう言うと思ったよ。オレ以外のヤツだったら間違ってたと言うかもしれない。でもやっぱりオレは今回のことが間違ってたなんて言えないんだよ。ちょっと思い出したことがあってね」
カカシが額当てで隠れる左目を指して見せる。
「なんでこうなったかってことなんだけど」
そこでカカシは困ったように笑った。そこにある眼が、今は自分も持つものと同じであると、今回の任務でサスケは知った。
今はサスケを通してさらにその先に思いを馳せるような彼の眼は、ついぞ知らない色をしている。先ほどカカシが言った様に、きっと普段は隠された眼をカカシに与えた人物でも思い出しているのだろう。それとこれとどう関係があるのか分からないサスケは重たく口を閉ざす。
「これをオレにくれたヤツは、同じセル仲間だった。ちょうどこの前のお前のように任務中に写輪眼を開眼したんだそいつは」
カカシが語る昔話しを聞き、白と対峙していた自分をサスケは思い出していた。
「開眼したすぐ後だ。あいつは殉死した。任務中へまをやらかして片目失くしたオレに、たった一度しか使わなかったそれを押し付けて。オレをね庇って死んだんだよ。そいつは……」
そこまで聞いて、サスケは瞠目する。カカシの言うそいつと自分は正しく同じ道を進んでいたのだ。
危機迫る中で開眼し、カカシを庇ったという彼。ナルトを庇った自分。
しかし、決定的に違ったのは、それは自分が生きていたということ。カカシが過去を、しかも庇われた側からすると辛酸を舐めるような強烈な過去だ。それを今回のことで彼が重ねても仕方がないと思えた。
「オレはあいつを思い出す度に自分の弱さを呪ったよ。後悔ばかりだった。ああしていれば、あいつは死ななかったかもしれない。オレがあそこであんな選択をしなければあいつは生きていたかもしれない。そんなことばかり考えていた。今も考える時があるよ」
そう静かに語るカカシの顔は確かに今でも悔いていることが見て取れた。
考える時がある。多分それは今回のことを指しているんだろう。
「その頃オレは上忍になったばかりで。それでも戦友の死は見てきたつもりだったんだ」
それもそうだろうとサスケも思う。手違いがあったとはいえ、下忍の自分達でさえこんな任務があったりもするのだ。中忍、上忍ともなればその危険性は高くてあたり前。カカシの言葉にサスケは小さく頷いた。
きっとカカシは、そのセル仲間の死を受け入れるのに相当の時間がかかったのだろう。続かない言葉がそれを語っていた。
庇って死んでいった彼を恨んでいる。庇われて生きている自分を恨んでいる。
忘れることなんてない。それは一生の枷だ。忘れたように生きていても、ふいに蘇る。
例えば笑った一瞬の後に。例えば眠りに落ちる一瞬の前に。
そんな思いをかかえているんだとカカシは言っている。
当時、上忍だった自分でさえ。
「ナルトは…・・・」
サスケの小さな声を聞き取って、カカシが伏せていた目をあげた。そこにはもう苦渋の色はない。
「ずっとひとりで修行をしてるよ」
「そうか」
それが簡単に想像できてしまって、サスケは相槌を打つ。
「こんなことを言うのは甘いのかもしれない。でもあいつの命を繋げたお前だから言うよ。ナルトはまだ親しい人の死というものに遭遇したことがない。これからはそんなことも言ってられなくもなるだろう。それでも、最初のそれがお前じゃなくて良かったと、オレは心から思うんだよ」
そう締めくくったカカシの言葉に先ほど彼が言った、お前が生きていて良かったという言葉が、ただ単に自分に対するものだけじゃなく、他にも示唆していると感じたのはこのことだったのかと、サスケは思う。罪悪感くらいはあるだろうかと軽く考えていたが、カカシのこの様子からあのウスラトンカチはかなりまいっているだろうことが予想された。
やっとサスナルなフラグたったかな
「別にオレはお前のとった行動がオレの責任だなんて思っちゃいないよ。仲間を大切にするってことが、盲目的に手を差し出すことだなんてお前も思ってないだ ろう?それともオレの言葉に従ったんだって、お前は自分のとった行動を責任転換したかったのか?だからナルトを庇ったのは自分の意志じゃないと……」
お前はそう言いたいの?じっと覗きこんでくる隻眼が、そんな逃げは許さないと言っている。
そう言われてサスケは何も言い返せないことにくっと息をつめた。カカシの言葉に肯定すれば逃げることになる。だからといってはっきりと否定するにはプライドが邪魔をした。
体が動いていた。
それだけで片付けてしまうには、サスケの背負うものは大きく簡単に切り捨ててしまえるものではないはずなのに。
しかし、結果己のとった行動といえば、すべてを投げ捨て小さな体に手をのばすという、忍としてあるまじきことだったのだ。
「サスケ。正直オレはお前がとった行動が正しかったかどうかなんて分からないんだよ」
言い返せないでいるサスケに、先ほどの挑発するような調子とは変わって、落ち着いた声でカカシが言う。
「それを決めるのはお前だよ。お前はオレに決めてほしかったみたいだけどね」
「オレはもう二度とあんなことはしない」
太ももの上に置いていた手に力がこもった。ここで目が覚めてからずっと思っていたことだった。あんな自分の命を投げ出すような行動をとった自分を誰かのせいにしたかった。そう思っていたことは否定できない。
「サスケだったらそう言うと思ったよ。オレ以外のヤツだったら間違ってたと言うかもしれない。でもやっぱりオレは今回のことが間違ってたなんて言えないんだよ。ちょっと思い出したことがあってね」
カカシが額当てで隠れる左目を指して見せる。
「なんでこうなったかってことなんだけど」
そこでカカシは困ったように笑った。そこにある眼が、今は自分も持つものと同じであると、今回の任務でサスケは知った。
今はサスケを通してさらにその先に思いを馳せるような彼の眼は、ついぞ知らない色をしている。先ほどカカシが言った様に、きっと普段は隠された眼をカカシに与えた人物でも思い出しているのだろう。それとこれとどう関係があるのか分からないサスケは重たく口を閉ざす。
「これをオレにくれたヤツは、同じセル仲間だった。ちょうどこの前のお前のように任務中に写輪眼を開眼したんだそいつは」
カカシが語る昔話しを聞き、白と対峙していた自分をサスケは思い出していた。
「開眼したすぐ後だ。あいつは殉死した。任務中へまをやらかして片目失くしたオレに、たった一度しか使わなかったそれを押し付けて。オレをね庇って死んだんだよ。そいつは……」
そこまで聞いて、サスケは瞠目する。カカシの言うそいつと自分は正しく同じ道を進んでいたのだ。
危機迫る中で開眼し、カカシを庇ったという彼。ナルトを庇った自分。
しかし、決定的に違ったのは、それは自分が生きていたということ。カカシが過去を、しかも庇われた側からすると辛酸を舐めるような強烈な過去だ。それを今回のことで彼が重ねても仕方がないと思えた。
「オレはあいつを思い出す度に自分の弱さを呪ったよ。後悔ばかりだった。ああしていれば、あいつは死ななかったかもしれない。オレがあそこであんな選択をしなければあいつは生きていたかもしれない。そんなことばかり考えていた。今も考える時があるよ」
そう静かに語るカカシの顔は確かに今でも悔いていることが見て取れた。
考える時がある。多分それは今回のことを指しているんだろう。
「その頃オレは上忍になったばかりで。それでも戦友の死は見てきたつもりだったんだ」
それもそうだろうとサスケも思う。手違いがあったとはいえ、下忍の自分達でさえこんな任務があったりもするのだ。中忍、上忍ともなればその危険性は高くてあたり前。カカシの言葉にサスケは小さく頷いた。
きっとカカシは、そのセル仲間の死を受け入れるのに相当の時間がかかったのだろう。続かない言葉がそれを語っていた。
庇って死んでいった彼を恨んでいる。庇われて生きている自分を恨んでいる。
忘れることなんてない。それは一生の枷だ。忘れたように生きていても、ふいに蘇る。
例えば笑った一瞬の後に。例えば眠りに落ちる一瞬の前に。
そんな思いをかかえているんだとカカシは言っている。
当時、上忍だった自分でさえ。
「ナルトは…・・・」
サスケの小さな声を聞き取って、カカシが伏せていた目をあげた。そこにはもう苦渋の色はない。
「ずっとひとりで修行をしてるよ」
「そうか」
それが簡単に想像できてしまって、サスケは相槌を打つ。
「こんなことを言うのは甘いのかもしれない。でもあいつの命を繋げたお前だから言うよ。ナルトはまだ親しい人の死というものに遭遇したことがない。これからはそんなことも言ってられなくもなるだろう。それでも、最初のそれがお前じゃなくて良かったと、オレは心から思うんだよ」
そう締めくくったカカシの言葉に先ほど彼が言った、お前が生きていて良かったという言葉が、ただ単に自分に対するものだけじゃなく、他にも示唆していると感じたのはこのことだったのかと、サスケは思う。罪悪感くらいはあるだろうかと軽く考えていたが、カカシのこの様子からあのウスラトンカチはかなりまいっているだろうことが予想された。
やっとサスナルなフラグたったかな
PR
*calendar*
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
*search*