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えーと、ここでごめんなさいです。
『春を待つ』書き下ろしは終了したのですが、エロはありません。収録予定の『裏』もちょこっと手を加える程度で終わりそうです。時間がないじゃなくて書けない……orz
その変わりではありませんが、サイトの方に別話しですがエロを書こうかなと(´Д`;
エロく頑張る予定なので、許してください~。ベタなのは皆好きと信じ込んで頑張ります!!
またこのパターン?とか思わないでね( ̄▽ ̄;)M理さんに捧げます。


以下、自分なりにギリギリOKよねとか試行錯誤しながら、エロく!!をもっとーに書き始めたので、今までにないくらい多分下品です。どうしてもコメディ風になってしまうのは、書下ろしがごっつシリアスだった反響だと思って下さい。OKな方のみどうぞ。あ、でもまだ致してません。続きます。まとまったらまたSTORYにupっちゅうことで。

突発的駄文


目が覚めたらそこは摩訶不思議ワールドだった。



さして広くもない1LDKの部屋にナルトの雄叫びが上がった。
「!」
隣ですよすよと眠っていたサスケが素早く身を起こしたのは、雄叫びのコンマ3のタイムラグがあった後だった。忍としては非常に優秀な反応であったが、起き上がったあとに頭をかかえてうめくという姿は彼にしては珍しい。
しかし、ナルトにそんな彼を労わっている余裕はこれっぽっちもなかった。
「……んだよ………ッ」
頭をかかえてうなるサスケ同様、自分も吐き気をもよおすほどの頭痛にたえながらもナルトの頭の中では何がおこったんだ?がリピートされていた。
口元に手をやってやり過ごす。しかし精神面での回復は望めそうもなかった。
「き、きもちワリぃ……」
この感覚には何度も覚えがある。だからといってここまで酷いことは今までになく、ナルトを取り囲む状況は至上最悪といえた。
のろのろと顔をあげたサスケと計らずしも目があう。そこで空気が凍ったのをナルトは目と肌で感じた。
そりゃそうだろう。
狭いベッドの上でいい大人のサスケと自分が寝ていたのだから。しかもお互い素っ裸で。
「なんでてめーが裸で寝てんだ」
地をはうような低音でサスケが状況確認をナルトにする。
そんなハイレベルな質問を二日酔いでボロボロな自分にふらないで欲しいとナルトは思う。
ここで「暑くてオレら脱いじまったのかな!」などとそんなしらじらしさ満載なことをナルトはとてもじゃないが言えそうになかった。
見下ろせば体中にある鬱血した跡。もちろん視線をずらしたサスケの体にも同様のものがちらばっている。
さらにはもうどう言いつくろってもごまかしようのない証拠がシーツだけに留まらず付着しまくっていた。そこここで感じるシーツのごわごわした感触と濡れて冷たい感触がたまらない。
うつむきがちのサスケの髪に白いカピカピを見つけてしまってナルトはぶっ倒れそうになった。
(それってどっちの!?)
この状況すべてに蓋をしてしまいたいような、すべてを白日の元にさらしてしまいたいような。
要は転げ回って思いきり叫びたかった。
しかしそんなことをしようものならもれなくサスケと同じ惨状になるに違いない。
ああ、でもこのシーツで自分も寝ていたことを思えばすでにサスケ同上の可能性は大なのだ。
だから考えてはいけない。それ以上突き詰めてはいけない。
右のほっぺが引き攣っているように感じる原因など、断じて考えてはいけないのだ。
「……ナルト」
サスケが憔悴しきった様子で声をかけてきた。びくりとナルトは体を大きくふるわせる。
この激しすぎる光景を目にしたあと、取りつくろう気などとっくにすっぱ抜けていた。こんな目一杯ぬき合いました的なベッドの上ではどんな虚勢も白々しい。
「おまえ……どこまで覚えてる?」
リビングのテーブルにちらばった空であろうビールの缶が、遠目でも結構な数があることが知れる。それにくわえこの部屋でも酒盛りをしたのだろう、日本酒のビンがごろごろしていた。
「…………あっちでビール飲んでたとこまで?」
ついつい疑問形になるのは致し方ない。
「まだ序盤じゃねぇか……」
サスケの言うように、こっちに移ってからの記憶はナルトにはない。しかし自分はここに転がる酒ビンを減らす手伝いはしていたのだろう。
こんな状況死ぬほど飲まずしてなってたまるかとナルトは苦しい中でそう思う。
「サスケこそ、どこまで覚えてんだってばよ」
気分は最悪だ。酷い頭痛と吐き気がナルトのテンションを著しく低下させる。それに拍車をかけるのはどうにも違和感を感じさせるある患部のうずきだった。
前は………今までにない程すっきりしている。そりゃすっきりもするだろう、これの半分だろうと随分出したことには変わりない。それより何より、今ナルトの一番の気がかりはもうちょいズレたところにあった。
(考えたくねぇ……そうだ痛くはねぇんだから。痛くねぇんだから落ちつけ。落ちつけオレ)
ナルトは呪文のように落ちつけを繰り返す。落ち着いたところで事態は変わらないのは、この際目をつぶった。
サスケがどこまで覚えているかによるけれど、この違和感を断じて言ってはならないとナルトは決意する。もしも、万が一そんなことがこの身に起こっていようものなら、それを知られようものならナルトは憤死してしまうだろう。
しかし気になることがあるのも事実だった。もし自分が致している方であったとしたら……。
(…………………………)
それはそれで命はないかもしれない。
やはりこれは闇に葬り去った方がいいことなのだと改めて決意する。
「オレより早く正体なくしたくせに、言ったところでてめーは覚えてねぇだろ」
そう言われると猛烈にサスケがどこまで覚えているかを聞きだしたくなってしまった。


みたいな感じで続きます(´Д`;
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