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明日はUSJ!!ひゃっほーい!!


ちょいと久しぶりに『脱友』up。『*』はつきませんが、十分卑猥です。てか下品です。OKの方のみどうぞ。

脱友☆の条件⑦STORYの続き



この際、便器にひっかけてしまったのは大目にみてもらいたい。



ナルトは思う存分叫びながら用を足したのち、放心したように立ち尽くしていた。
はは、ははっと断続的に笑いが込み上げてくる。何がおかしいのか全く分からなかったが発作のように笑いは次々と込み上げてきて、ナルトは壊れたように笑いつづけていた。
なんて昨日の自分たちは変態的だったんだろう。思い出してみれば誘ったのはどう考えても自分だが、それに逐一のってきたサスケもサスケだ。
救いの手、もとい止めてくれる人はなく、行き着くところまでいってしまったような気がする。
例えるなら、ばっちりモザイクの入ったエロビデオから無修正も軽々飛び越えスシトロ?いや違うストロボ?もうどっちでもいいや、とにかく危険な領域まで一足飛びしてしまったみたいなもんだ。
こんなことマニアックすぎてナルトにはついてゆけない。是非そこはサスケだけで突き進んでいってほしい極致だ。お願い巻き込まないで。
ナルトはサスケ相手に本気でお願いしたくなる。もしサスケがどんな世界の住人になってしまっても、どんなに変態的になってしまっても自分だけは味方でいてやるからとナルトは律儀にそう補足までしてやった。
(だってアレでさらに興奮したとか、どー考えても変態すぎるってばよサスケ……でもあんなに1日でイッたのオレってば初めてだ……)
その変態に自分も含まれていることに思い至ってしまって……ナルトはへこむ。
大変なことになってしまった。大変なことをしでかしてしまった。もうこれは一大事とかそっちの意味じゃなくって、凄く変態とか大変態とかそんな意味に違いない……とナルトは泣きたくなる。
笑いの発作は収まって、次は涙がでそうだった。まだパニクってるのかもしれない。
どれくらいそうしていただろうか、ナルトはおもむろにのろのろとトイレを流しだした。
(昨日のこともこのトイレみたいに流せたらいいのに……)
それをじっと見つめながら、ナルトは哀愁さえ漂う雰囲気で渦巻く水流を目で追った。便器に向かってそんなことを嘆いてみても滑稽なだけなのだが、当事者であるナルトはいたって真剣だ。
そんなマジなナルトはついで便座をパタンと下ろす。
(なんでこんなことになったんだろ……)
もちろん酒のせいである。多分酒のせいだ。きっと酒のせいに違いない。徐々に弱気になっていくナルトだった。
(オレってば何か悪いことしたかなー)
ナルトはトイレに座り頭を抱えた。日ごろの行いなど振り返ってみても、一緒に振り返ってしまうのは風呂場でベッドで、互いのそれを抜いてしごいて押し付けあったサスケのことだった。そこまで思って、うはっとナルトは肩をすくめる。
色んなところがむず痒い。
(はっ、オレってば被害者でも加害者でもなかったってばよ)
ナルトは今までのどんよりしていた顔を一変させた。やはりこれは気になっていたのだ。
指の侵入は許してしまったが、肝心のモノは阻止できたようだ。
(そういえば、サスケ、どこまで覚えてんだろ……)
あの流れでよく自分は軽傷ですんだものだと感心した。
このじくじくした痛みのような違和感はひつこくサスケにいじられた結果であると今ははっきりしている。なぜそんなところを指でほぐされなければならないか。
(サスケのヤツ、オレに突っ込む気満々だったよな)
ムカムカとした憤りがナルトの中でようやく芽生えてくる。しかしそれはあの濃密な時間を思い出すから生まれてくる衝動であって、憤りだけでない感情もナルトにおこさせた。
からみつく腕、こすりつけられた腰、開かされる足、そして何度もくわえられた。最初こそ抑えていた声も、途中からははっきりサスケを求める嬌声に変わって、自分も競うようにサスケの体に触れた。


『もっと……サスケ』
『気持ちいいのかよ、ナルト』


『ま…た、イク……!』
『顔…見せて』


『もう、ムリだってばぁ……!』
『ムリじゃねぇ』


サスケの声付きで思い出される自分のやらかしたことや、いたされたことがナルトの顔をうつむかせる。
次々に蘇ってくる記憶の中に目をむくような台詞がまじっていて、ナルトは頭をかかえた。


『サスケ、そこに入れてぇの?』
『ああ。すげぇ入れたい』
『なんでだってば?抜きあいっこでいいじゃん。オレ……十分気持ちいいけど』
『多分……好きだから』
『おまえ、入れるのが好きなわけ?』
『違う。おまえ』
『オレ?』
『ああ』
『ふーん。でも、多分なんだろ?』
『酒でいまいち分からねぇ』
『だったら、酒が入ってないときにしろよ』
『おまえはそれでいーのか』
『オレはいいってばよ。サスケだったら』
『……じゃあ、明日』
『明日?』
『明日』
『でも、好きだったらだからな』
『分かった。じゃあ、今はこれで我慢しとく』
『え?……ん……ああぁ……!!』




もう、このトイレから一歩も出たくないナルトだった。





次はサスケのターン
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