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本日2回目日記。

前に書いた死後の話の続きをちょこっとup
ちょうど、本誌とかぶる部分なので、ジヤンプ読む前にあげちゃえ~~って感じです。

短いので折りたたみません。



死後の話②


死を経験すれば、前に進むしかないのだろうか。後ろを振り向き手を伸ばしてはいけないのだろうか。
ナルトは最後に覚えていた記憶の後が、気になって仕方がなかった。あの時のサスケからは本気の殺意がたぎっていて、彼を連れ戻すのだという、ただそれだけの気概では気持ちで負けてしまっているような気がした。
殺したいと思うほど憎まれている相手を捕まえるには、それ以上の想いと覚悟がなければ。
それこそ家族のような情愛で、命を差し出すくらいの慈愛をもって。
そう、あの時自分はお前に救われた命、いつか、どうしても、本当にどうしようもなくて、お前を救えるならこの命、サスケになら返してもいいと、思ったんだ。
あの時は本当に。
忍でもなく、火影を目指すでもなく、ただのうずまきナルトというひとりの人間として、ずっと大事だった友達のお前のために、命をかけるくらいの覚悟を胸にお前と対峙した。
しかし、それが覚えている記憶の全てでそれから自分は1年は生きていたというのなら、あの時死んでしまったわけではないようだ。
「お前、今どこにいんだってばよ。オレ、お前を救えた?死んでるように生きてたお前をさ、あの時救えたのかな。本当、それだけが今気になるんだってばよ」
オレはどうするべきなんだろう。
なぜ大きな選択を前に、思い浮かぶのはお前のことばかりなんだろう。
サスケ、本当最後までお前のことばっかり。
どうして、オレってばあと1日長く生きてくれなかったんだろう。そうすれば、こんなお前のことばかりを考えずに選べたはずなんだ。
5日間。ずっとお前のことを考える。
サスケのことだけを考えて足を前にすすめる。
喉が渇くようにお前を求めた。
眠りを求めるように闇が恋しかった。
そうか、ずっとずっと、オレはサスケばかりを追ってきて。
それこそもう、自分の一部のようであった彼を探して取り戻したくて。
家族のような情愛で、命を差し出すくらいの慈愛をもって。

そうか、オレはサスケを愛してたんだ。

ゆるやかな坂の最終地点についた。
選択の時が来た。






ここまでひっぱってスミマセンが、これは超ベターな夢落ちです!!(ばかーん)
やっぱりオレってば、若くして彼らを殺すことはできませぬ。
自分の気持ちに気付く瞬間とか好きなんです。
例えば、可愛い女の子を連れているのを見た瞬間気付いたとか、見合いをすると聞いて気付いたとか、色々恋の自覚ってあるかと思うんですが、夢にみてその人が好きだったんだと気付いたり、好きになったりってあると思うんですよね。
この後、目を覚ましたときナルトのそばにいるのはやはり黒いあの人です(笑

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