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黄昏愛歌のカバーデザインが固まってきましたので、ここであっぷ~。
もう見ての通り未理様shiho様によるサスケさんとナルトさんです。麗しいし可愛いし、もう本当にありがとうございますです!!
そしてさらにカバーの折り部分にはうっふっふ~なのでしたv


まだ本決まりではないのですが(え?)今きってるネームの一部+続き(文)up。ボツんなったら寂しいので。
神的ネタおりたらそっちにのりかえます。まだ時間はある、はず。。。
台詞と台詞の間はかなり適当なので、ナルトの後にくる台詞はサスケとは限りません(笑
コマ割を意識してるので、そのあたりはあまり気にしないでください。
ではピヨンさんの麗しいサスケと可愛いナルトを想像しながらおすすみ下さいv
で、是非これ読みたいぞ!!という方はどしどしコメ下さいませ。必死こきますので。

えーと、サスケさんは結局里には戻らなかった設定で、サスケと一緒のときにナルトの影分身が本体に里の危機を伝えた直後です。では、お願いします。

B_1-2.jpg


ボツになる前にupしてみたけど、結構ナルトが必死なのは個人的にすき


影分身から受け取った記憶がナルトの表情を一気に険しくさせる。
「………サスケッ!」
ナルトは思わず声を荒げていた。衝撃的な場面の数々がナルトの思考を一瞬混乱させる。
「おまえを里に連れて帰るってばよ……!」
せわしなく穿つ心臓がナルトの口調を硬くさせた。
「……いますぐッ!」
「ナルト?」
「おまえ、逃げなかったよな?オレがそばにいても突き放したりしなかった」
「里に……戻ろうサスケ」
「オレは……」
目の前にいる男の黒い瞳がかすかに揺れた。しかしそれも一瞬のことでナルトの知る強い視線が全てをはねのける。
「戻らない」
「サスケ!」
「いくらおまえが追いかけてこようと、たとえイタチがそう望んだとしても、オレの気持ちは変わらない」
「なんで、なんでなんだってばよ!オレはおまえのそばにいたい!昔みたいに一緒に!!」
握り締めた拳が白くなるほどナルトは手に力を込めた。
「あそこじゃないと駄目なんだってばよ……。あの里じゃないと……!」
「オレは里を捨てた。……どうしても許すこどができない。オレはもうどうやってもあそこを守ろうだなんて思えないんだよ。おまえのように思うことはできない」
「そんなこと言うなってば!!」
ナルトは睨み付けたまま叫ぶ。
「おまえ、オレと一緒にいてどうだった?思い出さなかったか?この3日間の間で一度でも!ほんの少しでも!……例えば楽しいって……思わなかったのかってばよ!」
肩で息をしていた自分を落ち着かせようと一度大きく息を吸った。それを吐き出すようにして今あった事実を口にする。
「……いま……里が危ない」
「……」
「オレは戻らないといけねぇ」
「ならじゃれあいは終りだ。早く行け」
「戻らないといけねぇんだってば!!」
苦しげにナルトは叫んだ。
「分かってんだ!皆傷ついてる!サクラちゃんだって、カカシ先生だって!みんなッ…みんな……ッ!」
込み上げてくるものを押さえつけるようにナルトはぐっとのどに力を込めた。
「だからオレは戻らねぇといけねぇんだよ!今すぐ!真っ先に誰よりも早く木葉の里に!!」
わなわなと体を震わせてナルトがキッとサスケを睨み付けた。
「なのにサスケ……おまえがッ……おまえがそれの邪魔をする!」
「なんでなんだよ。どっちが大事かなんて分かりきってることなのに。なんでおまえなんか……おまえなんかを……こんなに……ッ」
「悩むな。オレなんか切り捨ててしまえばいい」
「そんなの……できてたらとっくにしてるってばよ!!」
ここで手を離してしまえば、もう二度とサスケとは会えない気がした。
「おまえが……ッ」
待っている。里の皆が。
今この瞬間にも命を落としている仲間がいるかもしれない。
それは、サクラちゃんかもしれない。カカシ先生かもしれない。

選べ……!!


とかってどうでしょう?
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