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よーし、入稿しましたー(おま、会社で・・・)あとは荷造りですか。


昨日までの既刊本予約をして頂いた方にはメール返信させて頂いております。
締切りは12日までとさせて頂きます。


ジヤンプねたばれ
(短いので反転)
そうなの!!愛情深い子だからあーなっちゃったのよ!!さすがナルトv


以下、新刊『君の青と絶対地点』より抜粋的なサンプル


その存在を愛おしいと思い、その命を守りたいと思ってきた。
それらとはまた少し違う感覚にナルトはやはり切ないという言葉しか思いつかない。
きっとサスケの心に深く触れたからだ。サスケは自分を恨み、憎んでいた。あの時向けられた感情の中には、そういった負と捕らえられるものも含まれていたのだ。そうして自分はひどく傷ついたのだけれど。しかし、それらは仕方のないものだったと、ナルトは理解し受け止める。
人は誰もが愛する者から同じだけのものを返して欲しいと、どこかで願ってしまう。愛されないことに傷つき、だから憎む。かまってもらいたい。だから悪戯をする。自分に意識を向けてくれるなら、それが怒声であってもかまわない。そんな理不尽に思えることにも意味はある。心の調和をとるために必要なことなのだ。腹が減れば食べる。喉が渇けば水を飲む。誰に教えられずとも体が勝手に求めてくれる。それと同じこと。サスケが自分を憎み、傷つける。そうでもしなければ、彼は呼吸さえできなかった。
傷ついた心から意識をそらすために憎む。体が正常に動くように心がバランスを取ってくれるのだ。それはナルトにも覚えのある感覚で、きっとサスケには馴染みのもの。
より深く触れたその感情はなんて切ない。ナルトはサスケが恋しかった。
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