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久しぶりに突発駄文upしました。『脱友☆の条件』④です。
STORYにあげても良かったんですが、今回あんまりなところで切っちゃってるので、もう少し書きこんでからSTORYに格納しようと思います。ちょっと行き詰っちゃったのでここでup。
今まで勢いでやっちゃってたので、今回はちょっと淡々と。やっぱり下品ですがOKな方のみどうぞー。でもまだ序盤です。
STORYにあげても良かったんですが、今回あんまりなところで切っちゃってるので、もう少し書きこんでからSTORYに格納しようと思います。ちょっと行き詰っちゃったのでここでup。
今まで勢いでやっちゃってたので、今回はちょっと淡々と。やっぱり下品ですがOKな方のみどうぞー。でもまだ序盤です。
『脱友☆の条件』④
「オレってばさっきサスケにキスしちゃったんだ」
ナルトが俯いて恥ずかしそうにそう言った。
「いつ?」
「うーんと、さっき?」
「だからオレに聞くな」
「ごめん、サスケー。なんかそん時はおかしいって思わなかったんだってばよー。だっておまえ寝てたし、起きねぇし」
ナルトは申し分けなさそうにサスケに謝る。
「てめー、人の寝込み襲いやがったのか」
サスケの声のトーンが一気に落ちた。
「そ、そんなたいそうなもんじゃねぇってば!ホントちょこっとくっついたくらいで!」
ナルトは慌てて言い訳するが、どんどんサスケの機嫌は悪くなる。
「でもキスしたんだろ」
「し、してない!」
「さっきくっついたって」
「だからほんのちょっとだけだって」
「したってことだろ、それ」
「してねーってば!」
「じゃあ、どんなのやったか今やってみろよ、ナルト」
サスケにそう言われてナルトの心臓は大きく一つとびはねた。
「えー。やだってばよ。何でオレがサスケにキスしねぇとなんねぇんだよ!」
「オレはさっきどんな風にしたのかもう一回やってみろっつっただけだ。やっぱりキスしたんじゃねぇかよ、おまえ」
「キスじゃねぇの!」
ナルトはやけになったように違うと繰り返す。しかしナルトは自分のやったアレが本当にキスだったのかそうでなかったのか正直あやふやだった。
「じゃあ、できるだろ」
すかさずサスケが言う。
「あーもー、面倒くせぇなぁ!じゃあ目つぶれってばよ!」
引こうとしないサスケにナルトはあきらめたように降参の声をあげた。
「嫌だ」
「何で!」
行為を強いたのはサスケのクセにナルトの要求を彼は即答で拒否る。
「目開けとかねぇと何されるか分からねぇだろ」
サスケはさらりと言ってみせた。
「だからキスするんだろ、キス!」
ナルトはイライラと声を荒げる。キスだったのかどうかを決める行為が、キスをするにおきかわってしまっていた。頭に血と酒が上っているナルトは先ほどから思うようにならない苛立ちで、そんなことにまで頭が回らない。
「じゃあ早くしろよ」
そううながし目をつぶったサスケにナルトはえいとばかりに唇を近づけた。
かすったかどうかのところでナルトは慌てて顔を離す。
サスケからの反応はない。
「まだかよ、ウスラトンカチ」
目をつぶったままサスケが言う。心の中で終わったんですけど?と思いながらも、そう言われてナルトは面白くない。ナルトとしては精一杯再現したつもりだった。
「こ、これからだってばよ」
負けず嫌いな性分は酒が入ろうが、ちょっとやそっとショックなことがあろうが変わらない。
「早くしてくれ。眠い」
「ちょ、寝るなよサスケ!」
「…………」
どうしても先に眠らせたくないナルトは寝るな!の意味も含めてサスケの唇に自分のそれを押し付けた。思ったよりあたたかい感触にナルトは満足して唇を離す。
「これでいーってばよ?」
ナルトはどこか誇らしげにサスケにお伺いをたてた。これで文句はないだろうと暗に込める。もはや酔っ払いの2人は軌道修正できないくらいに進む道が反れてしまっていた。
そんな意気揚々なナルトの耳にサスケのため息が聞こえてくる。
「おまえ、22歳にもなってこれはお粗末すぎるだろ」
「!」
不意打ちのようなダメ出しに、ナルトはムっとして下唇を突き出した。
「これくらいなら犬でもできる」
そう高飛車に言ったサスケにナルトは悔しそうに唇を引きつらせると、再度挑むようにして顔を近づけた。
今度はしっかりサスケの唇をついばむように触れ合わせる。少し唾液をまじらせるとしっとりとサスケの唇はナルトの唇に合わさった。
同性とするキスがここまで抵抗のないものなのだと、ナルトは不思議な気持ちで何度も何度もサスケの唇を吸った。心なしか胸奥から妙な疼きのようなものまでこみ上げてきて、身を乗り出してキスをしていた。
ちょうど唇を離しかけたところで、サスケが角度を変えてくる。さらに深く唇があわさってナルトはもう遠慮というか、すべてが色々吹っ飛んでしまった。ついでに変な声まででそうになった。
「……サスケ」
キスの合間にナルトはサスケの名を無意識に呼んでいた。ねだったわけではなかったけれど、それが合図だったようにサスケの舌がナルトの中に入ってきた。それでもナルトは嫌だとは思わなかった。
決して激しいものではなかったけれど、深くのど奥まで侵入しようとするサスケにナルトは欲情していた。もぞりと下半身がうずいて仕方がなかった。
おもむろにサスケの唇が離れていき、物足りなさを感じる。距離があいて焦点のあっていなかったサスケの顔がはっきり見えた。濡れた唇が色っぽくて、ナルトの興奮はおさまらない。それはサスケも同じだったようで、
「すげぇ、ムラムラする」
そう早口で言ってまたナルトに口付けてきた。「オレも」と返そうとしたナルトの唇はふさがれ、いきなり下半身をまさぐられた。これにもナルトは嫌だとは思わなかった。反対にどうにかして触りたいと思っていたところだったから、抵抗もあまりなくナルトはサスケの好きにさせた。
うわ言のようにナルトの口はサスケの名を呼んだ。本当は声をあげたかったけれど、ほんの少しだけ残っていたらしい理性がそれを押しとどめる。そうこうしている間にナルトのズボンは脱がされ下着も取り払われていた。尻が直に床についてナルトは冷たさに少し冷静になる。
「サスケ、ケツ冷てぇんだけど」
サスケは無言で立ち上がるとぐいとナルトの腕をつかんで立ち上がらせる。すぐ近くにあったベッドに転がされた。すぐにサスケがのしかかってきて、またキス
をされた。ナルトの屹立した猛りに戸惑うことなく手を伸ばしてくる。つかまれてナルトは首をすくめた。少し擦られて馴染みの感覚にぶるりと体がふるえる。
興奮のため亀頭の先に透明な滴が作られていた。大量の酒で立ってはいないかもと思っていたナルトだったが、しっかりサスケの愛撫に答えているらしい自分の体に安堵した。やられていたのは体ではなく頭のようだった。
冷静なようでいて、しかし肝心の状況判断が著しく低下している。今のナルトにはなぜこうなってしまったのかが分からない。ただサスケが自分に触れてくる手が開放に導いてくれることを期待して呼吸は早々に乱れていた。
のだけれど、
「……んーーーー……」
サスケの手は相変わらずナルトのそれを上下にしごく。先走りでぬめっていたそれは時間とともに乾きはじめていた。
サスケの唇を頬に耳にと受けながら、ナルトは困っていた。
(ひりひりしてきたってばよー)
ナルトはサスケに触られる感覚に己の快感を合わせられずにいた。見慣れて扱いなれている余裕からかサスケの手の動きには遠慮がない。確かににぎる強さも早さも申し分ないのだが、自分でする時と違って微妙にポイントがずれているのだ。やはり同性とはいえ他人の手。そこだと思った次の瞬間には違うところを触られて、ナルトはもうどうしたらいいのか分からなくなっていた。だからといってあから様にあんあん声をあげることもできない。てかしたくない。
(そこじゃないんだってばよー)
ナルトはもぞもぞと体を動かす。少しでも自分でやっている感覚をつかもうとしてなのだが、サスケはそれも快感のためだと思っているらしく、いっそうナルトに触れる手にも熱がこもるのだ。熱に浮かされたように「ナルト……」とやけに色っぽい低い声で名を呼ばれると、そこじゃないんだ!とははっきり言えないナルトだった。同じ男なだけあって、その辺りは男心というものの繊細さは分かっているつもりである。
だかといって、ここでやめようとも言えなかった。痛みを感じ始めていてもしっかり屹立してしまっているそこは開放しなければ、正直きつい。早く出してしまいたい。しまいたいのだけれど、
(もー、マジで痛ぇんだけど!)
「オレってばさっきサスケにキスしちゃったんだ」
ナルトが俯いて恥ずかしそうにそう言った。
「いつ?」
「うーんと、さっき?」
「だからオレに聞くな」
「ごめん、サスケー。なんかそん時はおかしいって思わなかったんだってばよー。だっておまえ寝てたし、起きねぇし」
ナルトは申し分けなさそうにサスケに謝る。
「てめー、人の寝込み襲いやがったのか」
サスケの声のトーンが一気に落ちた。
「そ、そんなたいそうなもんじゃねぇってば!ホントちょこっとくっついたくらいで!」
ナルトは慌てて言い訳するが、どんどんサスケの機嫌は悪くなる。
「でもキスしたんだろ」
「し、してない!」
「さっきくっついたって」
「だからほんのちょっとだけだって」
「したってことだろ、それ」
「してねーってば!」
「じゃあ、どんなのやったか今やってみろよ、ナルト」
サスケにそう言われてナルトの心臓は大きく一つとびはねた。
「えー。やだってばよ。何でオレがサスケにキスしねぇとなんねぇんだよ!」
「オレはさっきどんな風にしたのかもう一回やってみろっつっただけだ。やっぱりキスしたんじゃねぇかよ、おまえ」
「キスじゃねぇの!」
ナルトはやけになったように違うと繰り返す。しかしナルトは自分のやったアレが本当にキスだったのかそうでなかったのか正直あやふやだった。
「じゃあ、できるだろ」
すかさずサスケが言う。
「あーもー、面倒くせぇなぁ!じゃあ目つぶれってばよ!」
引こうとしないサスケにナルトはあきらめたように降参の声をあげた。
「嫌だ」
「何で!」
行為を強いたのはサスケのクセにナルトの要求を彼は即答で拒否る。
「目開けとかねぇと何されるか分からねぇだろ」
サスケはさらりと言ってみせた。
「だからキスするんだろ、キス!」
ナルトはイライラと声を荒げる。キスだったのかどうかを決める行為が、キスをするにおきかわってしまっていた。頭に血と酒が上っているナルトは先ほどから思うようにならない苛立ちで、そんなことにまで頭が回らない。
「じゃあ早くしろよ」
そううながし目をつぶったサスケにナルトはえいとばかりに唇を近づけた。
かすったかどうかのところでナルトは慌てて顔を離す。
サスケからの反応はない。
「まだかよ、ウスラトンカチ」
目をつぶったままサスケが言う。心の中で終わったんですけど?と思いながらも、そう言われてナルトは面白くない。ナルトとしては精一杯再現したつもりだった。
「こ、これからだってばよ」
負けず嫌いな性分は酒が入ろうが、ちょっとやそっとショックなことがあろうが変わらない。
「早くしてくれ。眠い」
「ちょ、寝るなよサスケ!」
「…………」
どうしても先に眠らせたくないナルトは寝るな!の意味も含めてサスケの唇に自分のそれを押し付けた。思ったよりあたたかい感触にナルトは満足して唇を離す。
「これでいーってばよ?」
ナルトはどこか誇らしげにサスケにお伺いをたてた。これで文句はないだろうと暗に込める。もはや酔っ払いの2人は軌道修正できないくらいに進む道が反れてしまっていた。
そんな意気揚々なナルトの耳にサスケのため息が聞こえてくる。
「おまえ、22歳にもなってこれはお粗末すぎるだろ」
「!」
不意打ちのようなダメ出しに、ナルトはムっとして下唇を突き出した。
「これくらいなら犬でもできる」
そう高飛車に言ったサスケにナルトは悔しそうに唇を引きつらせると、再度挑むようにして顔を近づけた。
今度はしっかりサスケの唇をついばむように触れ合わせる。少し唾液をまじらせるとしっとりとサスケの唇はナルトの唇に合わさった。
同性とするキスがここまで抵抗のないものなのだと、ナルトは不思議な気持ちで何度も何度もサスケの唇を吸った。心なしか胸奥から妙な疼きのようなものまでこみ上げてきて、身を乗り出してキスをしていた。
ちょうど唇を離しかけたところで、サスケが角度を変えてくる。さらに深く唇があわさってナルトはもう遠慮というか、すべてが色々吹っ飛んでしまった。ついでに変な声まででそうになった。
「……サスケ」
キスの合間にナルトはサスケの名を無意識に呼んでいた。ねだったわけではなかったけれど、それが合図だったようにサスケの舌がナルトの中に入ってきた。それでもナルトは嫌だとは思わなかった。
決して激しいものではなかったけれど、深くのど奥まで侵入しようとするサスケにナルトは欲情していた。もぞりと下半身がうずいて仕方がなかった。
おもむろにサスケの唇が離れていき、物足りなさを感じる。距離があいて焦点のあっていなかったサスケの顔がはっきり見えた。濡れた唇が色っぽくて、ナルトの興奮はおさまらない。それはサスケも同じだったようで、
「すげぇ、ムラムラする」
そう早口で言ってまたナルトに口付けてきた。「オレも」と返そうとしたナルトの唇はふさがれ、いきなり下半身をまさぐられた。これにもナルトは嫌だとは思わなかった。反対にどうにかして触りたいと思っていたところだったから、抵抗もあまりなくナルトはサスケの好きにさせた。
うわ言のようにナルトの口はサスケの名を呼んだ。本当は声をあげたかったけれど、ほんの少しだけ残っていたらしい理性がそれを押しとどめる。そうこうしている間にナルトのズボンは脱がされ下着も取り払われていた。尻が直に床についてナルトは冷たさに少し冷静になる。
「サスケ、ケツ冷てぇんだけど」
サスケは無言で立ち上がるとぐいとナルトの腕をつかんで立ち上がらせる。すぐ近くにあったベッドに転がされた。すぐにサスケがのしかかってきて、またキス
をされた。ナルトの屹立した猛りに戸惑うことなく手を伸ばしてくる。つかまれてナルトは首をすくめた。少し擦られて馴染みの感覚にぶるりと体がふるえる。
興奮のため亀頭の先に透明な滴が作られていた。大量の酒で立ってはいないかもと思っていたナルトだったが、しっかりサスケの愛撫に答えているらしい自分の体に安堵した。やられていたのは体ではなく頭のようだった。
冷静なようでいて、しかし肝心の状況判断が著しく低下している。今のナルトにはなぜこうなってしまったのかが分からない。ただサスケが自分に触れてくる手が開放に導いてくれることを期待して呼吸は早々に乱れていた。
のだけれど、
「……んーーーー……」
サスケの手は相変わらずナルトのそれを上下にしごく。先走りでぬめっていたそれは時間とともに乾きはじめていた。
サスケの唇を頬に耳にと受けながら、ナルトは困っていた。
(ひりひりしてきたってばよー)
ナルトはサスケに触られる感覚に己の快感を合わせられずにいた。見慣れて扱いなれている余裕からかサスケの手の動きには遠慮がない。確かににぎる強さも早さも申し分ないのだが、自分でする時と違って微妙にポイントがずれているのだ。やはり同性とはいえ他人の手。そこだと思った次の瞬間には違うところを触られて、ナルトはもうどうしたらいいのか分からなくなっていた。だからといってあから様にあんあん声をあげることもできない。てかしたくない。
(そこじゃないんだってばよー)
ナルトはもぞもぞと体を動かす。少しでも自分でやっている感覚をつかもうとしてなのだが、サスケはそれも快感のためだと思っているらしく、いっそうナルトに触れる手にも熱がこもるのだ。熱に浮かされたように「ナルト……」とやけに色っぽい低い声で名を呼ばれると、そこじゃないんだ!とははっきり言えないナルトだった。同じ男なだけあって、その辺りは男心というものの繊細さは分かっているつもりである。
だかといって、ここでやめようとも言えなかった。痛みを感じ始めていてもしっかり屹立してしまっているそこは開放しなければ、正直きつい。早く出してしまいたい。しまいたいのだけれど、
(もー、マジで痛ぇんだけど!)
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